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奈良の寺社巡り3 大神神社

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大神神社(おおみわじんじゃ)は、別称として「三輪明神」、「三輪神社」とも呼ばれます。
国造りの神・大物主を祀る 日本最古の神社であり、桜井市にそびえる三輪山そのものを神体山としているため、
本殿を持たず、現在でも古神道(原始神道)の形態を残している神社です。
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先ほどの鳥居をくぐると、この参道を通って拝殿に向かいます。
(拝殿側から撮影)

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一般的には「鳥居」があってしかるべき場所ですが、2本の柱に注連縄がかけられているという、普段見かけない
姿です。これは一つには、「道切り」という、村に悪霊などが入ってこないように、縄を張り、 或いは、境を守る標を
村の境に置くということの名残かもしれません。
昔は、ムラの外は単に耕地や隣村があると云うだけでなく、悪霊や祖霊・神仏の住む他界とも考えられました。
特に悪霊・疫病神は道を伝ってやってくると考え、ムラの境に標(しるし)を置いて悪霊防除を祈願し、こうした標で
道を区切る事を一般に道切りといいます。  
境を守る標としては、道祖神・御幣・蛇やムカデを象った藁細工や、 悪霊・疫病神の侵入禁止の意味で縄を張ります。
道切りは侵入禁止の意味だけでなく、ムラの中のけがれを送り出し、 更に五穀豊穣・村内安全・風雨順時などの
願いを込められるようになっていきました。以前は全国的に行われていた習俗であるが、次第に少なくなり、 現在は
ごく限られたところにしか残されていません。

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大神神社の案内図に「磐座神社」と表記されている夫婦岩。
神体を岩としているこの形式は、古神道(原始神道)の磐座信仰(いわくらしんこう)と呼ばれています。
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